2024年のまとめ(?)

まとめる程のこともそんなないんですが、なんか書いとけ的なノリでちょっと振り返って書いてみます。

urandom

例によってCTFはSECCONにしか出てないです(urandomとしては)。SECCON CTFがQRコードを煮たり焼いたりする(※煮てはない、多分)インターネットクイズ大会だったのも今は昔、すっかりガチのCTFになって久しいですが、そうなってくると普段から真面目に取り組んでないとまぁ解けないですね。昨今はとりあえずChatGPTなりなんなりに放り投げたら何とかなるという風潮もありますが、何もわからんままLLMにぶん投げても何もわからん回答が返ってくるだけなので依然として人間側がきちんと理解する必要があります。毎度のことながら、些細な違和感だったり、題意を何となく察したりみたいなとこは案外行けてて、問題はそこから正解に持ち込むだけの知識量とか気合いなような気がします。

urandom出版部(仮)については今年も無事夏コミ冬コミを乗り切りました。思えば最初にvol.1を出したのはC89、2015年の夏コミですから、なんと来年で10年になるそうです。……あれ、ひょっとして総集編って来年出した方が良かった? まぁそれはそれとして、今年は夏コミに総集編urandom Selections 1、冬コミでvol.13を頒布しました。自分が書いた記事としては総集編にはカーテン動かす奴をなんとしてもRasPiから制御したるぞの記事を2つ収録し、vol.13にはRustによる簡易的な時系列データ異常検知の記事を書きました。これまでどちらかというと裏のJenkinsのお世話とかに回っててあんま記事書いてなかったんで、自分の記事が夏冬両方に出るの結構珍しいかもしれません。

時系列データの異常検知は元々仕事でちょっと必要になったというのがモチベーションにありました。ただ諸事情で業務がそれどころじゃない状況になったので、業務とは別に空いた時間に個人研究としてどんなもんかなと調べた結果をせっかくなんで本にしてみました、という経緯です。わざわざ本にするので、実装だけざーっと書いて「あとは論文読んでね♪」というのもあまりに適当すぎるかと思って解説を結構きちんと書きました。しかし全然専門領域とは異なる話なので結構手法解説のところで苦戦してました。そもそも私の専門とは何かって話は……わかりません。

BLEの方はもう結構前の話になりますね。最初に書き始めた頃はNature Remoも導入してなくて、本当にスマホのアプリから弄らないと何にもできないみたいな状態でした。それを何とかならんかというのがきっかけでしたね。ちなみに1本目の記事で扱った方はもうメーカーにやる気がないのかハード・ソフト両面で更新がなく、2本目の記事で扱った方は他のIoTデバイスの作りがヤバ過ぎるということでSNSで話題になったので実用はしたくない、みたいな微妙な状況になっています。起床時間が適当なので日の出・日の入りの時間に合わせてカーテン開け閉めしてほしいんですが、その連携がなんでこんな難しいんだろう……。なおNature Remo通してもオートメーションをAPIから叩くってことができないので結局いい感じの制御ってのは実現してません。

お仕事

知り合いの方はなんとなくお察しでしょうが、まぁなんか色々あってぼちぼち次を探しております。そうでなくても来年でもう10年目になりますんでキリの良いところかなと。

ScalaやGoなんかはある程度書けます。設計をウンウン唸ってから作るよりはとりあえず手を動かしながら作る方が得意みたいです。そういう人でよければという方・会社がいらっしゃいましたらXあたりでDMください。よろしくお願いします。

(あんまGitHubで草生やしてないの良くないよなぁ……)

買ったもの

食洗機 パナソニック NP-TML1 (SOLOTA)

買ったのは昨年末なんだけど稼働したのは今年なので今年に入れました。一人暮らし向けのタンク式食洗機。

今まで買ってこなかったのを本当に後悔してます。調理器具類とかは入らないけどコップ、マグカップとかスプーンフォーク類を自分で洗わなくていいだけでもすごい楽になりました。

トラックボール MX ERGO S

元々MX ERGOを使ってて、いよいよその後継機が出たということで即注文。ついにデスク周辺からUSB microBの周辺機器を駆逐できました。

ベアリングタイプのIST (M-IT11BRBK) が出たのでしばらくそれも使ってみて、ボールの操作感は悪くなかったんですけど、ホイールのチルトがないとかソフトウェアの出来の差とかで結局MX ERGOに戻ってました。ソフトウェアの出来に関してはまぁMacの「トラックボールのスクロール方向とマウスのスクロール方向の設定が共通」というイミフ仕様のせいでもありますが……。

まぁほぼ従来機通りで静音化とType-C化くらいじゃんと言われたらそらそうなんですが、迂闊に形状変えて合わなくなっても困っちゃうので、そのままなのがむしろ良かったと思います。

ScanWatch Vitals

こちらもScanWatchを使っていて後継機が出たので買い換えた形ですね。ScanWatchもさすがに3年も経つとバッテリーのもちが悪くなってきたので良いタイミングでした。

本体自体はそこまで大幅な違いはなくて細かいアップデートに留まってるかなという印象ですが、個人的に一番良かったのは充電器の変更ですね。これまではケーブル直出しの専用充電器でして、それも本体を充電器に載せるだけなのでいまいち安定しませんでした。それが竜頭部分を溝にはめて上で本体を横から挟み込むように固定するので確実に充電ができるようになりました。ケーブルも直出しではなくUSB Type-C端子を搭載する形になったので、適当なUSB充電器があればよくなりました。

唯一困った点があるとすればカラーバリエーションで、38mmはホワイト(文字盤がホワイトでケースがローズゴールド)しかないんですよね。前機種はシルバーがあったんですけどね。いまいち合わないのでベルトもローズゴールドにしましたが、ちょっと派手かも……と思っています。

Thrustmaster T248

これもはよ買えば良かったなシリーズ。設置場所が定まらないよなぁと思ってずっと買えずにいたんですが、なんとかなるやろ! とAmazonのセールで購入。体験が全然違いますね。

デスクにクランプで固定して、椅子はキャスターストッパーを入れて固定しています。ペダルは奥がつっかえている状態ではあるものの固定はできなかったので、ブレーキングで思いっきり踏み込むと手前が浮いてしまう状況で遊んでいます。それでもまぁある程度なんとかなっています。何より楽しい。

こちらも難点を挙げるとシフトパドルがクッッッッッソうるさい!!!!! ANC付きのヘッドフォンも貫通してめちゃくちゃカチカチ聞こえてきます。対策としてあのパッチンとしたパドルの騒音を何とかしたい‼️😭静音化にするコツ教えます❤️/スラストマスターT248 - GenesisPlanA’s diary(ジェネシスプランA・ダイアリーを参考に、1mmのウレタンシートを切って、パドルを引いた時に当たる箇所に貼り、戻した時に本体とパドルのパーツが当たる奥の隙間部分に差し込んでいます。参考記事では丸形のクッションパーツを使用していますが、ハンズに買いに行った時にいい感じのものがなかったので全部ウレタンシートでまかなっています。

……んですが、早々にモーター初期不良で本体を交換して以降張り直すのが面倒で、仕方ないので特に騒音が気にならない時間に遊ぶことで対策しています。どうして……。

iPad Pro (M4)

「こんなアホほど高いもん何に使うねんwww」と思っていたのに、何故か発売日当日に店舗持ち帰りで注文して新宿で受け取っていました。ナンデ?

ほぼ学マス用になっていますが、もうそれで十分です。私は年上の弟くんです。

来年の話

いつも特に何も考えてないですし今年も特に何も考えてません! その日暮らしここに極まれりですが、元々会社でも目標とか考えるのかなり苦痛に感じてるタイプなので、性格なんでしょうね。

urandomに関してもさっき書きましたが来年で10年になるそうなんで、きっちり記事書いていきたいですね。特にネタのストックがないので毎度かなり捻り出しています。出版システムの方は結構固まったので記事の執筆に集中できますね!

記事で言うと結局このブログも今年これ除けば1本でしたね!!!! どうして……。いやTwitterにいつも垂れ流しすぎてるのかも……。でも記事ゼロだけは回避できたのでギリギリセーフということにしたいです。来年もとりあえず記事ゼロだけは回避していきたいですね、なんとか。

お仕事の方はちょっとどうなるかなーって感じですね。改めましてお話お待ちしております……。

そんなところで皆さんお世話になりました。来年もよろしくお願いします。